「ホワイトホースって何?」
「ホワイトホースってよく聞くけど、馬?由来や語源は?」
と言った疑問を持つ方に向けて、この記事では、ホワイトホースとは?難易度は?由来・語源は?といったことを解説します。
ダーツの「ホワイトホース」とは?
ダーツにおける「ホワイトホース」とは、主にクリケットゲームで使用されるアワードの一つです。
アワードとは、特定の条件を満たした際に表示される演出のことです。
このアワードは、1ラウンド中にそれぞれ異なるクリケットナンバー(15〜20)のトリプルに3本すべて命中させることが必要です。
具体的には、T20、T19、T18のように、特定のトリプルに命中させることでホワイトホースになります。
ホワイトホースが出ると、試合の流れを一気に変えられます。
その分、経験者でも簡単には達成できない難しいアワードです。
初心者には少し難易度が高く感じるかもしれませんが、ホワイトホースを意識して練習することはダーツの腕前を上げるために重要です。
ホワイトホースの由来、起源は?
ホワイトホースの由来・起源には、2つの説があります。
メリーゴーランド説
ホワイトホースの名前は、メリーゴーランドの白馬に例えられたとされています。
クリケットゲームで次々とトリプルで狙う様子が、回転するメリーゴーランドを連想させることからこの名前が付いたとされています。
アメリカの伝承説
ホワイトホースは、アメリカで「非常に珍しく価値のあるもの」として例えられます。
白馬が伝説的で高貴な象徴であることから、このスコアの希少性を表すために例えられたとされています。
ダーツの起源は、今から500年以上前の15世紀に遡ります。
なので正確な起源はわかっていませんがこれらの説が信じられています。
ダーツのホワイトホースはなぜ難しいか?
ダーツの「ホワイトホース」は、特にクリケットゲームにおいて非常に難易度の高いアワードです。
その理由は3つあります。
- 異なるターゲットを狙う必要がある
- 高い精度が求められる
- 運と実力のバランス
異なるターゲットを狙う必要がある
ホワイトホースを達成するためには、3本の矢を全て異なるトリプルエリアに命中させなければなりません。
具体的には、トリプルの15〜20の数字にそれぞれ命中する必要があります。
高い精度が求められる
各矢を異なるターゲットに正確に投げることは非常に難しく、プレイヤーには高い技術が求められます。
同じターゲットに連続で入れることができると感じるプレイヤーが多い中、異なるトリプルに狙いを定める必要があるため、心理的なハードルも高いです。
参考までに、各フライトのおおよその期待される確率を示しています。
フライト | ホワイトホースのおおよその確率 |
---|---|
C | 約0.008% |
B | 約0.25% |
A | 約0.68% |
AA | 約2.89% |
SA(16) | 約5.32% |
このように、中途半端な実力だと奇跡に近い数値になります。
プロの方だとホワイトホースを出せる確率が現実的な数値となっています。
ちなみに計算はこのように行なっています。
例えばダーツライブのレーティングが10(Aフライト)の場合、ブル率は40%です。
その精度でトリプルを狙うと、約19%と数値計算をすると出ます。
これを3連続で入れないといけないので、0.68%の確率です。別のターゲットを狙っていることを考えると、より確率は下がりますね。
運と実力のバランス
運も影響しますが、それ以上に技術が求められます。
そのため、達成するには多くの練習と経験が必要です。
このように、ホワイトホースは技術、集中力、そして運のすべてが求められます。プロの試合でも頻繁にでるものではありません。
とにかく試行回数を増やさないと出ないですね。
2回トリプルに入れるのは割と出るのですが、そこからの緊張で出せないことが多いです。
ダーツのホワイトホースの成功確率を高める方法は?
ダーツのホワイトホースを成功させるためには、以下の方法を意識することが重要です。
- ホワイトホース狙いのメリットを理解する
- 練習で成功体験を積む
- メンタルトレーニングを行う
ホワイトホース狙いのメリットを理解する
開幕からホワイトホースを狙うことで、相手に強いプレッシャーをかけることができ、試合を早期に終わらせる可能性があります。
クリケットなら理論上、最速で3ラウンドで達成することも可能です。
逆に、大負けしている状況からの逆転を懸けてチャレンジする場面を想定しても練習する価値はあると思います。
練習で成功体験を積む
ホワイトホースを狙った練習を行うことで、実戦で狙う際の成功確率を上げることができます。
特に、特定のパターンを繰り返し練習することが効果的です。
クリケットの後攻の最初の番、19→20カットで入って追撃に18を狙うことが一応できます。
(セオリーは19→19→20加点だと思いますが。)
そう言った実際に起こりそうなパターンで練習しましょう。
練習でできていないことは実際にできるとは思わず、練習あるのみですね。
メンタルトレーニングを行う
メンタルトレーニングを行うことで、プレッシャーに強くなり、集中力を高めることができます。
具体的には、以下の3つのトレーニングがあります。
リラックスの練習
緊張を和らげるために、深呼吸やストレッチを取り入れ、体と心をリラックスさせることが効果的です。
練習でも緊張する状況でリラックスする癖をつけるようにしましょう。
他にも視野が狭くなっていないか?など、緊張した時の自分の癖を見つけ、元に戻すことを繰り返しましょう。
イメージトレーニング
成功したときのことを頭の中で具体的にイメージし、実際の試合でのパフォーマンス向上を図ります。
自分から見た時にどういう状況で、どういう動きをしてホワイトホースが出せたかを細かくイメージします。
手の角度から指の圧力、リリース後までの一連の動作を思い起こしてください。
同じマイダーツを利用することでイメージトレーニングの精度も上がってきます。
自己効力感の向上
小さな成功体験を積み重ねることで、自分に対する自信を高められます。
成功することで、「次もできる」というポジティブな思考が育まれます。
練習で、自分にプレッシャーのかかる状況を作ることが大切です。
まとめ:ダーツのホワイトホースは最難関!目指すなら練習あるのみ
この記事では、ホワイトホースについて、由来や起源も含めて紹介しました。
同じマイダーツを使い続けることで確率も上がりますよ。
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