アメリカのボードマンからGoogle Analyticsへのアクセスの原因は?

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GA4 ボードマンからのアクセスの原因は? ブログ

Google Analytics(GA4)のアクセス解析をしている中で、アメリカのオレゴン州の都市ボードマン(Boardman)からのアクセスが増加していました。

この記事では、原因を調査したので紹介します。

結論

・アクセス元はAmazon Web Service(AWS)のデータセンター
・ボット・クローラーによるアクセス

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ボードマンからのアクセス元は何?

AWS

ボードマンにはAmazon Web Service(AWS)の大規模なデータセンターがあります。

データセンターでは世界中の開発者が無数のサービスを動かすことができます。

そんな大量のプログラムが動いていることで、データセンターからのアクセスが増えることになっています。

ボードマンからのアクセスだけでなく、他のデータセンターからも同様にアクセスが増えることもあるかもしれません。

参考サイト
Amazon confirms its data center near Boardman has begun operating
Amazon AWS: PDX4 Boardman, OR

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なぜボードマンからアクセスされているの?

データセンターからのアクセスは実際の訪問者ではなく、サイトを監視するボットやクローラー(スパイダー)である可能性が高いです。

ボットやクローラー(スパイダー)は自動でサイトを巡回し、データを収集します。

これがGoogle Analytics(GA4)であボードマンからのトラフィックとして表示されています。

2018年にはボードマン経由のボット攻撃(大量のアクセスをサイトにしてサーバーの負荷を上げる攻撃)があったそうです。

このときは数日でおさまったと書かれていました。

参考
Boardman Bots Attack through Google Analytics| BlogSpiritGeek- I Blog, Therefore I Am
Boardman, Oregon and Your Analytics Reports

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どうやってGA4からそのデータを消せるの?

Google Analyticsにはこうしたボットやスパイダーのトラフィックを自動的に除外するフィルタリング機能があります。

Google アナリティクス 4 プロパティでは、既知の bot およびスパイダーによるトラフィックは自動的に除外されます。これにより、既知の bot によるイベントは、アナリティクスのデータから可能な限り排除されます。現時点では、既知の bot トラフィックの除外をオフにしたり、除外された既知の bot トラフィックの量を確認したりすることはできません。

既知の bot トラフィック(Google アナリティクス 4 プロパティとユニバーサル アナリティクス プロパティの両方)の識別は、Google の調査と、IAB(Interactive Advertising Bureau)が管理する International Spiders and Bots List の組み合わせにより行われます。

https://support.google.com/analytics/answer/9888366?hl=ja

既存のボットによるアクセスは自動的に除外されます。

未知のボットに関してはGoogleが調査したリストと、「International Spiders and Bots List」というリストに載るまではそのデータを無視すればいいでしょう。

ただ、アクセスが異常に多くなっている場合、サーバーを守るためにアクセス制限をかけることをおすすめします。レンタルサーバーの設定をご確認ください。

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まとめ:ボードマンからのアクセス元はAWSのデータセンター

この記事では、Google Analytics(GA4)にアメリカのオレゴン州の都市ボードマンからのアクセスが増加した原因と対策を紹介しました。

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