筆者の周りで同時期にブログを始めた方がたくさんいらっしゃいました。
が、約1年経つと9割の方のブログが継続できていないのが現状です。
この記事では、どういう考えを持てばブログが継続できるかを紹介します。
ブログに限らず、継続する技術は一生物なので、ぜひ学んでください!

筆者は、マラソンを10年続けたり、勉強や読書も忙しい中でずっと継続しています。
長く継続することが、結果につながる必須条件と思い、試行錯誤した実績をお伝えします。
ブログ継続に関する基本データ

月のアフィリエイト収入×アフィリエイトを開始してからの年数のグラフです。
これをみると、継続年数が増えると、稼いでいる額が増えているように見えます。
収入がないと回答した人の70.74%がブログ開始1年未満という読み方です。
そのため、このアンケートを正確に読み取るためには、回答者のブログ継続年数の割合を把握する必要があります↓

このアンケートに回答した方のブログを初めてからの年数の割合がこちらです。
生存者バイアス(今まさにブログを続けている人だけがこのアンケートに回答している)がかかっているので、実態は1年未満の割合がもっと多いと思います。(巷では9割と言われている?)
この2つのグラフから分かる通り、継続することと収益はある程度の相関があるといえます。
ただし、生存者バイアスも考慮すると、収益が出ているから継続できているとも言えます。
ブログが継続できない理由は、いくらでも見つかる
ブログを続けていく中で、誰もが一度は「継続が難しい」と感じる瞬間があります。
私自身、子どもが保育園に通い始めてからというもの、風邪やコロナ、胃腸炎などで看病に追われ、1ヶ月以上まったくブログに手をつけられなかった時期がありました。
また、仕事が忙しい、ネタが思いつかない、書いた記事が誰にも読まれず収益も出ない――そんな状況では、「ブログって意味あるのかな」と疑問に思うのも自然なことです。
ですが、たとえ1ヶ月中断したとしても、10年というスパンで考えれば些細なことです。
だからこそ、私はまた書き続けられています。
多くの人は「1ヶ月やらなかったこと」による収益の減少や、モチベーションの低下によって、そのまま辞めてしまいます。
でも、ここで踏ん張れるかが大きな分かれ道になると考えています。
長期目線を持ち、一時の感情に振り回されない
収益よりも「続けること」そのものを目標にすることで、目先の収益に惑わされないようにしましょう。
とはいえ矛盾するのですが、「できるだけ早く収益を出すこと」も重要です。結果は早く出した方が成功体験で前に進んでいける確率が高いです。

筆者も、長距離走が昔から得意だったので、すぐに人からすごいといってもらえて続けられています。勉強などもそうですね。
収益ができるまで続ければ誰でも成功できるのですが、その期間が長くなるほど継続が困難になるということは覚えておきましょう。スタートダッシュが重要です。
具体的には、1日5時間程度の作業を週1回でも確保し、それ以外の日も1時間は執筆し、1時間はブログについて勉強するくらいのスタートダッシュを最初の3ヶ月はしたいところです。
厳しいかもしれませんが、それくらい最初が肝要なのです。(ブログに限らず)
AIツールを使うことで、スタートダッシュを効率化することもできます。
おすすめの無料でがっつり使えるAIツール「Rakurin」です。
レビュー記事も書いているので参考にしてください。
スタートダッシュが成功し、収益が出た後も、収益の低下が誰もが必ず直面する次の壁になります。
これでモチベーションがさがってしまうのは、線形バイアスで説明できます。
線形バイアス(成長が常に右肩上がりだと思い込むこと)とは人間の思考バイアス(思考の癖)です。
成長も、収益も、線形に進むわけではないことを理解しておきましょう。
特にブログは、成果が出るまでに時間がかかります。一時の結果や感情に左右されてしまうと、続けることが難しくなります。
自分を律し、現実に即して今この瞬間の小さな努力に集中することが重要です。
「エゴを抑える技術」という本が役に立ちますのでご参考にしてください。
成長を実感するための視点を持つ
成長の軸をたくさん持つ(たとえば「記事数」「リライト回数」「クリック率の改善」など)のが大切です。
収益だけを成長と考えていると、下がった時に悪い考えが頭をよぎります。たくさんの成長の視点を持つことが重要です。
ミクロの視点で変化をとらえることも重要です。
停滞を感じたとき、よくみるとほんのわずかに成長が感じられる要素があるはずです。その小さな成長を喜び、昨日の自分より強くなったことを嬉しく思うことで成長できます。
ブログの執筆でやることはお決まりの作業が多く単調ですが、仮説検証を繰り返す(頭を使ってブログを書く)ことで、この小さな成長が感じられると思います。
人と比べず、自分との比較にフォーカスする
「語るより書く」
SNSで他人と比較したり、自分の成果を語りたくなったりする気持ちはわかりますが、それよりも「書くこと」に集中するほうが確実に成長します。

私もブログを初めてすぐ、SNSのアカウントを作って交流を楽しんでいました。
ただ、その時間は無駄だと思ってやめました。
語ることで、エネルギーが発散されて執筆にエネルギーが向かないと感じたからです。(これはいろんな本で語られていますね。)
ブログを続ける工夫
仮説と検証を回すクセをつける。
ブログを書くことが単純作業になってしまうと、絶対に続かないです。
「明日も明後日も、1年後も同じことをするのか。。。」と、今ではなく未来を夢想して、やる気が損なわれて終わりです。
今の少しの工夫や仮説検証が、自分の成長実感につながり、継続することができます。
また、渾身の記事がPV10/日なんてことはざらにあります。
そんなとき、あくまで検証実験と捉えることができていれば、がっくりくることもありません。
記事の細部まで「当たり前の水準」を引き上げる。
ただしこだわりすぎず、まずは記事数を増やすことを優先する。
繰り返す作業はできる限り自動化する。
テンプレを作って、そこにデータを流し込むだけで投稿まで自動化したりできます。
検索順位をGoogleで調べるのも自動化できます(有料ツールを使っても、自作してもOK)
単純作業はモチベ低下につながるので、ツールで効率化することをおすすめします。ただし、個人的には有料のツールを使うと、収益を得るという目的と反するので本当に必要なものに絞りましょう。
(有料SEOツールってたいしたことはしてないので、技術があれば作った方が早いし安いと思います。)
学びを蓄積し、活かす
読書はブロガーにとって非常に重要なインプット源です。
おすすめの本はこちらにまとめています。
メモアプリを活用する
私はNotionなどのメモアプリに「ブログについて考えたこと」や「次に検証したいこと」を日々書き残しています。その量、10万文字以上。
このメモをたまに読み返すことで、自分の思考を整理したり、過去の学びを再確認することができます。また、ブログ記事のネタ帳としても活用できます。
継続のコツまとめ
- 継続できない理由は誰にでもある
- 1ヶ月の中断は10年続ける中ではたいしたことない
- 感情やモチベーションに振り回されない
- 収益よりも「継続」を重視する
- ミクロな視点で成長を見つける
- 仮説検証を習慣化する
- 繰り返し作業は自動化し、集中力を保つ
- メモアプリや読書を活用し、思考を言語化・蓄積する
ブログを継続することは決して簡単ではありませんが、それだけに「続けること」自体が強力な武器になります。
収益やアクセス数がついてくるのは、その延長線上にあります。
まずは今日書く。それがすべての始まりであり、それしかないと思っています。

ポエム語り失礼しました!参考になると幸いです。
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